改めて言うことでもないかもしれませんが、一応名乗っておきます。
うちの合同会社は、夫が代表社員となる予定で、私はメディアおよびIT関係その他をお手伝いする立場です。
夫は今年56歳で、私は54歳なんですよねー!!
実は、数年前までは、夫はもしかすると定年まで会社員で、残りの人生は悠々自適のリタイア人生を歩むのかな?と少し思っていました(いや、実際のところは、そろそろ辞めるかもなー、という雰囲気は漂っていたので、私も察していたのですが)。
ですが。
日本の女性の二人に一人は90歳まで生きる云々….
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12600000-Seisakutoukatsukan/nennkin10_3.pdf
という衝撃データを見て、めっちゃくちゃ考え込みました。
70歳くらいまでの人生なら、65歳以降の人の気持ちとしては「老後の余暇を楽しむしかないやん!」モードになりますよね。
でも、うっかり90歳まで生きちゃったら、残り数十年あるんですよ!
多少の貯金も使い切って、足りなくなるかもしれないじゃないですか!
それを考えると、こんなところでリタイアしてる場合じゃないと、夫も私も理解したわけです。
そして、もし第二のチャレンジをするなら、65歳よりも、今の方が勝率は高い&やる気もエネルギーも残っている、と気づきました。
夫にとって合同会社の経営は、初チャレンジなので、かなり勉強しています。でもこれは私たちにとっては本当に良いチャンスでした。今ならまだまだ頭も動いていますが、たぶん5年後はそんな気力もなくなっているかもしれないですしね。何より新しいことを学ぶのは本当に楽しいと思える年齢のギリギリラインだったかもしれません。未来の自分に突っ込まれるのかもしれませんが(笑)。
実は私自身は、20年前くらいに個人事業主を宣言して屋号名義の銀行口座も作っていました。余談ですが、当時は簡単に屋号つきの口座をつくることができたんですよ。今は本当に世界的にも厳しくなりましたよね〜。
それから2つの国で個人事業主の登録と、法人の登録をした経験があるのですが、日本での法人設立の方が、数十倍面倒ですね……。たぶん、これでも以前に比べると飛躍的に手続きが容易になったと思うんですよ。各種デジタルサービスがあるので。データもアプリに取り込んですぐにチャート形式で見られるようになっていたりと、本当にいい時代です。
そういう「合同会社設立における敷居の低さ」も、私たちが法人化しようと思った理由の一つです。
そして、個人事業主の時よりも、色々と経費の扱いも違うみたいなので(個人事業主よりも範囲広いですね)、これから私も勉強せねば、です。